ハープの伴奏で弾いてみました⑪(ヴァイオリン)
鈴木のヴァイオリン教本第1巻の最後の曲です。
そういう意味では、これまでの”まとめ”のような曲です。
曲はまず大雑把にAパート(上4段)とBパート(下4段)に分けられます。
Aパートはスタッカートを基調としたキャラクター、Bパートはcantabile/ piu cantabileと表記があるように、滑らかに歌うキャラクター。
とは言っても、それぞれのパートの中に、スタッカートとそうではない音が混在しているので、そこは弾き分けをクリアにしたいです。
・2小節目のテヌート+スタッカートの長さは、細かく言えば好みが分かれるところかと思いますので、先生のアドバイス次第で(笑)
・7小節目はスタッカートではないので、違いを出すためにもレガートに。
・続く10、12、14小節目もスタッカートではないので滑らかに。ボーイングは横の動きを意識します。
・ちなみに14小節目(4段2小節目)のリタルダンド(rit.)の加減は、言葉で説明されるより、色々な演奏を参考にして真似るところから始めるのが良いと思います。ここに関しては”感覚的な”部分に少しなるので。
・Bパート(5段目)の冒頭はレガート+cantabile(歌うように、表情豊かに)とあります。2小節目の8分音符も含め、滑らかに歌います。
・Bパート入って4小節目の16分音は一度はみんなが苦戦するところですので丁寧に練習を。ちなみに、指が速く動かない、もごもごして音がハッキリしないといったときは、指を押さえるのではなく”離す”ほうを意識します(指を素早く動かすためのエクササイズは過去の別動画にあります)。
・Bパートにもスタッカートの音はあるので、そこをしっかり表現することで、レガートの歌う部分もより引き立つと思います。
・最後のピッツィカート(pizz.)の直前はアップ弓でしっかり元弓まで。そうすることでスムーズにピッツィカートに移行できます。
*指を速く動かすエクササイズ(トリルの予備練習)の動画はこちら↓
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