音楽教室合同「アンサンブル・プロジェクト」
昨年に第1回目を開催したこのコンサート。
第2回目を迎えるこの「アンサンブル・プロジェクト」は、ヴァイオリン・ピアノ・チェロ、それぞれの教室が合同で行う室内楽の企画です。
室内楽とは、あらゆるアンサンブルの基礎であり、土台です。
そして、楽器を演奏する上での、一番大切な「土壌」でもあると思っています。
大編成のオーケストラとは違い、室内楽では、演奏者同士がとても近い距離で音楽をつくります。お互いの音を聴き、呼吸を感じ、時には視線を交わしながら、一つの音楽をつくっていきます。
そこには、演奏者の息遣いまでもが伝わってくるような、音楽そのもののエッセンスが詰まっています。
また、室内楽の世界には、宝物のような名曲がたくさんあります。
一人で演奏するのとはまた違う楽しさがあり、楽器同士が会話をするように音楽が進んでいく。その魅力は本当に唯一無二だと思います。
ところが、こうした室内楽を実際に勉強する機会は、とても限られています。
そこで、3つの音楽教室が合同で「アンサンブル・プロジェクト」開催することにしました。
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、それぞれの楽器を勉強している生徒たちが、普段のレッスンとは違う環境で、経験豊富な演奏家と一緒に音楽をつくる。
その中で、単に「自分のパートを正しく演奏する」ということだけではなく、アンサンブルの本質や、音楽を一緒につくることの楽しさを感じてもらいたいと考えています。
今回参加するほとんどの生徒にとって、室内楽は初めての経験です。
もちろん、最初から思うようにいくわけではありません。
自分の音を弾くことで精一杯だったり、相手の音を聴く余裕がなかったり、テンポや呼吸を合わせることに苦労したり。
それでも、練習を重ねる中で少しずつお互いの音を聴けるようになり、相手の音に反応して自分の音を変えられるようになっていきます。
そして、演奏者同士のコミュニケーションがうまくいった瞬間、音楽の中で「会話」ができるようになります。
そこではじめて、一人で演奏しているときには感じられない楽しさや喜びが生まれるのだと思っています。
今回のプロジェクトが、生徒たちにとってそうした経験の一つになれば嬉しいです。
三橋ヴァイオリン教室からは、今年は2名の生徒が出演します。
そして今回は、かつての生徒さんもゲストとして出演してくださいます。
以前、ヴァイオリンを一緒に学んでいた生徒さんが、現在は桐朋学園大学に在籍し、演奏家を目指して勉強を続けています。
こうして、かつて教室で一緒に勉強していた生徒が成長し、今度は同じ舞台で演奏してくれるというのは、教師としてもとても嬉しいことです。
普段の個人レッスンだけでは、なかなか経験することのできない「誰かと一緒に音楽をつくる」という感覚。
今回出演する生徒たちには、ぜひこの機会を存分に楽しんでほしいと思っています。
そして、生徒たちがどんな音楽をつくるのか、私自身もとても楽しみにしています。
今回はモーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、シューマン、ドヴォルザークといった、室内楽の名曲を取り上げます。
生徒と講師による共演に加えて、講師によるピアノ三重奏も予定しています。
生徒たちが経験豊富な演奏家と一緒に音楽をつくる姿、そして室内楽ならではの親密な音楽の世界を、ぜひ多くの方に聴いていただければと思います。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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アンサンブル・プロジェクト
【松戸公演】
2026年10月25日(日)16:00開演(15:40開場)
felix音楽ホール
【さいたま公演】
2026年10月31日(土)15:30開演(15:10開場)
プラザウェスト さくらホール
入場料:1,000円(全席自由)
高校生以下無料・チケット不要
チケットのお申し込み・お問い合わせは、三橋ヴァイオリン教室ホームページの「お問い合わせフォーム」よりお願いいたします。
詳細・演奏曲目については、コンサート・お知らせページをご覧ください。
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