ハープの伴奏で弾いてみました⑫(ヴァイオリン)
いくつか鈴木のヴァイオリン教本からハープの伴奏で弾いてきましたが、ここからは2巻です。
合唱 〈ユダス・マカベウス〉より。
表彰式などで流れる定番曲なのでメロディーを知っている人は多いと思います。
原曲は『見よ、勇者は帰る』(See, the Conqu'ring Hero Comes)という歌詞の、ヘンデル作曲のオラトリオ「ユダス・マカベウス Judas Maccabaeus」に登場するコーラスです。
この曲の大きなポイントのひとつが、「弓をしっかりたくさん使う」こと。
当たり前のようなことですが、意外とこれまでの1巻の曲では、弓を細かく(小さく)使って弾ける曲がほとんどで、今回のように弓を”ゆっくり、たっぷり”使うことは少なかったはずです。
それだけ、”ゆっくりたくさん弓を使って曲を弾く”ことが意外と難しく、重要だということです。
また、弓をたくさん使うことを意識するあまり、弓の初速が速くなりことがありますが、しっかり一定のスピード(ゆっくり)のボーイングを心掛けます。
正直、音程(左手)に関しては、1巻の最後の曲と比べても難易度はそんなに変わりません。
重要なのは主にボーイング(右手)です。
ただ一点、追加で注意しておきたいのが、1小節目などにある、「スラ―で弾く付点のリズム」。
”スラ―+付点のリズム”自体は1巻の「楽しき農夫」などですでに出てきていますが、この時はスタッカートで弓を止めているので、それが意外と付点のリズムを取る手助けをしてくれていました。
今回はスタッカートがなく、レガート/なめらからにスラ―を弾くので、付点のリズムを感じることが出来ず付点が曖昧になりやすいので注意が必要です。
難しいことですが、(付点に限らず)滑らかに、長い音符をたっぷりの弓で弾くときほど、リズムは正確に感じる必要があります。
身体を上下に動かすなどしてリズムを取ってしまうのは避けたいので、それも難しいのですが(笑)
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