コンサート@オペラシティ(ヴァイオリン)
今回のコンサートの会場はオペラシティでした。
思い返すと、意外と久しぶりでした。
演奏した3曲のうち1曲は新曲、つまり初演のものでした。
新曲の場合、当然、参考となる音源もなく、またスコアも特に見せてもらえるわけではないので、リハーサルに行って初めて「あ、こういう曲なんだ」と分かる場合がほとんどです。なので、自分の練習で出来ることは、ただシンプルに楽譜に忠実に音を読んでおくことだけですね。
今回のプログラムのうち1曲は、なんと16歳の方の曲。
ピアノ協奏曲と同じ編成で、ピアノのソロも自分で担当という大役。立派でした。
自分で作曲した作品を、(編曲の手が加わっているとはいえ)フルオーケストラで自らソロを務め、それをオペラシティで演奏するなんて本当に貴重な経験で羨ましい限りです。
個人的に、人生で初めての”作曲”作業はおそらく小6か中1くらいの頃でしょうか。
当時習っていたヴァイオリンの先生に、(確かモーツァルトの)ヴァイオリン協奏曲のカデンツァを自作してみなさいと急に言われて書いてみたものが初めて自分で”演奏するために音符を書く”作業でした。
当然、作曲のノウハウも何も無いですし、身内にも音楽家がいないので助けてくれる人もいないので、結局はそれまでに弾いたことのあるものの”真似”をしてみただけでした。それでも実際自分で書いたものをレッスンで先生の前で弾いたときはなんだか少し恥ずかしかったのを覚えています(笑)
その後、桐朋学園に入って大学生の頃には一応ちゃんと作品を書き、それを初演して頂くという機会をもらいました。
自分で作品を書くと分かるのですが、自分が”弾く側”であるときは疎かにしがちなcresc.やdim.等記号の隅々まで、”作る側”は考えて書いているんだということ。
”弾く側”だけではない、”作る側”からの視点も欲しくて作曲をしてみて学んだ大事なことでした。
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