リサイタルのお知らせ（ヴァイオリン） | 出演コンサートやコンクール、埼玉のヴァイオリン教室についてご紹介しております

3月21日（火・祝）千葉県の印西市でリサイタルがあります。

プログラムは、

・ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ3番

・シューベルト：華麗なるロンド

・グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ3番

・ラヴェル：ツィガーヌ

です。

プログラムは、なんとなく前後半2曲ずつの構成で考えていて、

前半は、ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンと続く古典の作曲家の系譜のようなもの、

後半は、民俗性を曲のアイデンティティーに持つことでベートヴェンら先人たちとの差別化を図った時代の作品を並べました。

もちろんベートヴェンのソナタとシューベルトのロンドでは作品の作りはまるで違いますが、大きく路線分けると前後半で区分できるかなと。

また、ベートヴェンとグリーグのヴァイオリン・ソナタはそれぞれ同じ「3番」ではありますが、最終的に10番まで書いたベートヴェンの「3番」は彼の初期にあたる作品、一方グリーグは3曲中の「3番」で作曲家として最も成熟した頃の作品です。

そして裏テーマには、ベートヴェンがEs-Dur、グリーグがc-mollと同じ調号の”平行調”というもの、ベートーヴェンの最終楽章の”ロンド”⇒次曲のシューベルトの”ロンド”への繋がりなど細々したものもあります（笑）

まあ、何はともあれ最後までバテないよう体力をつけてしっかり準備したいと思います。

入場がなんと無料だそうなのでご興味ある方は是非。