クラシック音楽コンクールの審査でした（ヴァイオリン） | 出演コンサートやコンクール、埼玉のヴァイオリン教室についてご紹介しております

先週に引き続き、コンクールの審査でした。

やはり夏～はコンクール真っ盛りですね。

今回はヴァイオリン部門を、最年少は年中さん（！）から大人の方まで、幅広い年齢の方の演奏を聴かせていただきました。

発表会でもそうですが、コンクールは皆さんの努力の跡をひしひしと感じられ、聴いてるこちらも思わず背筋がピンとなります（笑）

コンクールだと、楽譜通り”弾ける”のは当たり前。もちろんコンクールという性質上ミスも少ない方が理想的ですが。

その上で、高校生にもなると「自分の考え、解釈」を持って演奏しているのがしているのが伝わって聴いていて楽しいです。逆に、小～中学生で自分の考えを表現として演奏に投影できる人は本当に少なく、そこが出来ると頭一つ二つ抜けてくるんだろうなと思います。

高校生や大学生に関しても、「自分の考えや解釈」を持ったうえで、それが客席に自分の意図した通りに伝わるかはまた別の問題になります。決して独りよがりにならない客観的な視点（耳）を持つことは特に難しく、演奏家になる以上は一生の課題かもしれません。

いずれにしても、皆さん本当によく仕上げてきていました。

楽しく聴かせていただきました、お疲れ様でした！