オーケストラのリハーサルでした~エルガーの交響曲第1番~(ハープ)

query_builder 2026/11/06
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週末はオーケストラのリハーサルでした。

気がつけば、もう11月。毎年のことながら、この時期になると一年が過ぎる早さに驚かされます。

スーパーに買い物に行っても、クリスマスの商品が並び始めたと思ったら、すでに年末年始の商品まで置かれていたりして、季節がどんどん先に進んでいるように感じます。

ついこの間まで暑い日が続いていたような気がするのですが、あっという間に冬が近づいてきましたね。



さて、今回のオーケストラのメインプログラムは、エドワード・エルガー作曲の交響曲第1番です。

全4楽章からなる、演奏時間がおよそ50分にも及ぶ大曲です。


エルガーといえば、行進曲「威風堂々」や、チェロ協奏曲などを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。イギリスを代表する作曲家の一人で、壮大で力強い音楽だけでなく、叙情的で美しい旋律も数多く残しています。


今回演奏する交響曲第1番も、まさにエルガーらしい豊かな響きとスケールの大きさを感じられる作品です。


オーケストラ全体で作り上げる音楽の厚みはもちろん、楽章ごとに変化する雰囲気や、さまざまな楽器が受け渡していく旋律など、聴きどころがたくさんあります。



今回の編成では、ハープを2台使用します。

しかも、全4楽章すべてにハープの出番があります。


オーケストラの曲では、ハープが登場する楽章とそうでない楽章が分かれていることも多いのですが、今回のように最初から最後までハープが関わる作品は、演奏する側としてもなかなかのボリュームです。


ハープが2台ある場合、同じような動きをする場面もあれば、それぞれ異なる音やリズムを担当する場面もあります。


2台がまったく同じパートを演奏するときには、音の立ち上がりやタイミング、フレーズの方向性などをできるだけそろえ、一つの楽器のように響かせることが大切です。


一方で、楽譜が分かれていて、それぞれ異なる動きをする場合には、単純に相手に合わせるだけではなく、お互いの役割を理解して演奏する必要があります。


例えば、片方が旋律を担当し、もう片方が伴奏や和音を支えるような場面では、それぞれの音の役割を考えながら、バランスを取らなければなりません。


同じハープ同士だからこそ、音色や響きが自然につながるように意識しつつ、必要なところでは違いを出す。


その場面ごとに何が求められているのかを考えながら、呼吸を合わせて演奏するように心がけています。


また、今回のような長い交響曲では、全体の構成を把握しておくことも大切です。


約50分という演奏時間を考えると、ただ楽譜を追いかけているだけでは、なかなか曲全体の流れをつかむことができません。


どこに向かって音楽が進んでいくのか、どの部分で盛り上がり、どこで落ち着くのか。自分が演奏していない部分も含めて、曲全体の流れを理解しておく必要があります。


もちろん、練習時間には限りがあります。


長い曲だからといって、毎回すべての部分を細かく確認していては、なかなか効率よく準備を進められません。


そのため、まずは一度、曲を通して演奏した段階で、全体のテンポ感や音楽の流れをつかむことを意識しています。


実際にオーケストラの中で演奏してみると、個人で楽譜を読んでいるだけでは分からなかったことが見えてきます。


全体練習では、自分のパートだけに集中するのではなく、ほかの楽器がどのような音を出しているのかを確認することも大切にしています。


オーケストラでは、たくさんの楽器が同時に演奏するため、楽譜上では単純に見える音でも、実際にはほかのパートとの関係によって、その役割が大きく変わることがあります。


例えば、自分が音を出す直前にどの楽器がどんなフレーズを演奏しているのか。自分の音のあとに、どの楽器へ旋律が引き継がれていくのか。


そうしたことをあらかじめ想像しながら音を出すことで、音楽全体の流れに自然に参加できるようになります。


特にハープは、オーケストラの中では独特の音色を持つ楽器です。


繊細な音で旋律を彩ったり、和音で響きを豊かにしたり、ときにはリズミカルな動きで音楽に勢いを加えたりと、さまざまな役割があります。

大きなオーケストラの響きの中では、自分の音がどのように聴こえているのかを意識することも重要だと思っています。


普段のレッスンでは、基本的に一人で演奏することが多いですが、オーケストラでは多くの演奏者と一緒に、一つの大きな音楽を作り上げていきます。


それぞれが自分の役割を理解し、お互いの音を聴きながら演奏することで、一人では決して作ることのできない壮大な響きが生まれます。


今回のような大曲では、準備することもたくさんありますが、その分、全体がまとまってきたときの充実感も大きいです。


一回一回のリハーサルから得られるものはとても多く、実際に合奏することで新しく見えてくる課題もあります。


次回の練習までにできることを一つずつ準備し、より良い演奏につなげていきたいと思います。

11月に入り、朝晩は冷え込む日も増えてきました。


日によって寒暖差の大きい季節ですので、皆さまも体調には十分お気をつけください。

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